【紹介】定年から始めるMETAL GEAR SOLID解説 ~これちょブログ~

ゲーム
出展:METAL GEAR公式ポータルサイト(Konami)
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定年から始めるゲーム解説、初回は「METAL GEAR SOLIDシリーズ」です。
小島秀夫監督というとんでもなく素晴らしい方が作成されたゲームシリーズ。
現在は独立されて、Kojima Productionsを立ち上げましたが、まだKONAMIにいらっしゃった時にMETAL GEAR SOLID(以下、MGS)シリーズを作成。
深いストーリーやメッセージ性、またコメディ要素も多く含む、知れば知るほど面白いシリーズなので、解説させていただきます。
※初心者の方向けの解説ですので、厳密には違う!的なこともありますがどうかご容赦ください。

★こんな方におすすめ!
・ミリタリーやアクションが好きな方
・没入感のある映画や小説が好きな方
・少し難易度の高いゲームに挑戦したい方

概要とあらすじ│METAL GEAR SOLIDシリーズってなに?

最初の作品は【METAL GEAR】という作品からスタートし、以降9作品がリリースされています。
(本当はもう少しあるのですが、一部パラレルワールドとして扱われているもののもあるため、あくまでも本筋に関わるものとして)

発売日タイトル
 1987年  METAL GEAR
 1990年  METAL GEAR 2: SOLID SNAKE
 1998年  METAL GEAR SOLID
 2001年 METAL GEAR SOLID 2: SONS OF LIBERTY
 2004年 METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER
 2008年 METAL GEAR SOLID 4: GUNS OF THE PATRIOTS
 2010年 METAL GEAR SOLID: PEACE WALKER
 2014年 METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES
 2015年 METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN

そして2025年6月には「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」とMGS3のリメイクが発売予定。個人的に最も好きな作品なので今から非常に楽しみです。

【2025.10.06追記】「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」をプレイし終え、感想をまとめました。これから購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

▼▼【感想】メタルギアソリッドΔ:スネークイータープレイ後感想▼▼

そもそもどんな内容のゲームなの?

本シリーズは一貫して、戦術諜報ステルスアクションゲームです。MGSを語る上で【ステルス】というキーワードは外せません。
後述しますが、MGSは戦争がテーマで、スネークが銃やナイフなどの武器を使って
任務を達成します。ほかのゲームと大きく違う点は、敵に見つかってはいけないという点です。
MGSは諜報員である主人公【スネーク】が敵の基地に潜入をして、ミッションクリアを目指すのが大筋のお話。敵の基地の中で銃を乱射してなぎ倒すなんてもってのほか。
時には段ボールを被り、時には変装をし、時には匍匐前進でゆっくりと前に進む。。
それがMGSシリーズの根幹であり、面白いところの1つです。

小島監督が本シリーズ1作目を手掛けたのは1987年。ゲームハードは今ほどハイスペックではなく、銃を乱射する必要があるほどの大勢の敵を一度に表示することはできませんでした。
そこで彼は、であれば大勢の敵を表示しない=平常時の敵基地の中をこっそりと進むステルスアクションを思いつき、本シリーズの制作に至ったのです。発想から天才。。!

このゲームに込められたメッセージ性とは?

深いメッセージ性があるため解釈や考え方はあくまでも私のものとして。1つは反戦・反核です。戦争反対・核兵器反対というのがテーマですね。実は本シリーズ主人公は一貫して【スネーク】という諜報員なのですが、目的は全て核戦争の回避です。

実際の核に対する考え方として、核抑止があります。核を持つ敵国に対して自国も核を持つことで、
お互いに報復を恐れる=お互いに核を撃つことができなくなる。というものです。現在2025年の今現在でも世界から核がなくなっていないのはこのためです。自分たちが先に核を捨ててしまったら、他の国から自国民を守れなくなるわけですから。一方で、この抑止の世界には危険性もあります。それは一度どこかで核が使われてしまえば、報復のために、他の国も核を撃つ。一発の核爆弾によって世界中で核戦争が起きてしまうのです。

そんな緊迫した世界情勢の中、核発射や核配備を画策する敵が現れます。
敵の目的は、テロ・脅迫・戦争の勝利・大国からの独立など様々です。ただ1つ言えることは、
その過程で核が使われてしまえば、世界中で核戦争が起こってしまう。
それを防ぐために、人知れず世界を守る、それが主人公のスネークという人物なのです。

作品名にもなっている「メタルギア」ってなんなの?

メタルギアとは作中に登場する兵器の名前です。実はメタルギアは1つではなく、多くの種類が登場します。自動車にもトラックや乗用車、ジープなどがあるイメージですね。メタルギアとは、核搭載二足歩行兵器の総称です。戦車に足が生えているようなものです。二足歩行であることには大きなメリットがあるのです。通常の大陸間弾道ミサイルは特定の場所からしか発射できませんが、足があれば移動ができます。つまりどこからでも核を撃つことができ、敵には特定されにくいのです。また山岳地帯や森の中など、普通の車では走行困難場所でも、足があることで移動可能。先ほど核抑止について記載をしましたが、メタルギアは誰がどこから核を発射したのかが分からない。つまり攻撃をされた側も誰に報復をすれば良いのか分からない。核抑止のバランスを崩す、ある種タブーな兵器なのです。

それぞれのキャラクターの関連性は?

本シリーズには魅力的な登場人物が多く登場しますが、最も魅力的なキャラクターといえばやはり主人公のスネークでしょう。
スネークとは名前ではなく、ミッションをこなすうえでのコードネームなのですが、スネークと呼ばれるエージェントは全部で6名存在しています。このページで記載をしようと思ったのですが、物語の根幹となる、いわばネタバレの要素が強い情報でもあるため、別記事にしようと思います。
主人公や主要キャラであるスネークの記事を↓にまとめたのでこちらもぜひ。

METAL GEAR SOLIDシリーズの見どころは?

おすすめ度: ★★★★★

あまりにも奥深いストーリー

本シリーズは1本ごとにストーリーの決着はつくものの完全燃焼することはなく、良い意味で気持ち悪さや解消されないもやもやを残して次のシリーズにつながっていきます。MGSはすでに完結をしているのですが、全シリーズをプレイして初めて、物語の全容が分かるという緻密なストーリーが紡がれています。1本ごとも面白いのに、全部やればさらに面白い。ドーパミンがドバドバです。

サポートメンバーと織りなす無線

敵基地にスネーク1人で潜入するのがゲーム進行の大筋。ほかの仲間とはどのように関わるのかというと敵地内でこっそり無線で連絡を取りあっていくのです。間と冗談交じえて会話をする様子は、シリアスな任務内容に緩急をつけてくれる存在です。ことわざを教えてくれたり、映画について教えてくれたり、中にはメタ発言をしてくれることも。

緊迫した敵基地でのステルスアクション

先ほども記載しましたが、MGSのゲームジャンルはステルスアクション。ほかの戦争ゲームのように、ガンガン進んでガンガンぶっ放すような爽快感は得られません。冷や汗をかきながら、周りの敵兵をよく見ながら、時には装備も駆使しながら、ゆっくりじっくり進んでいくゲームです。だからこそ成し遂げたとき、窮地を脱した時の達成感・安堵感は他のゲームではなかなか得られない感覚です。どんなイメージからわからないというそこのあなた。ぜひプレイしてみてください。

ここまで読んでくれた方に伝えたいこと

この投稿はどちらかというと解説になってしまいましたが、今後はより細かい点にフォーカスをしながらよりMETAL GEAR SOLIDの魅力に迫っていきたいと思います。少しでも興味を持っていただけたらぜひプレイしてみてほしいです!実際に1作だけでもプレイしてもらえるとわかるのですが、小ネタから伏線から、表現まで本当に細部まで緻密に作られています。小島監督は大の映画好きで、本当に映画の登場人物を捜査しているような感覚が得られます。その重厚感をぜひ味わっていただきたいです。

↓にまずはMGS13がプレイできるソフトとゲームハードのリンクを貼っておきますので、興味のある方は是非チェックして下さい。

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