【感想】ロトシリーズの完結 定年から始めるドラゴンクエストI&IIプレイ後感想

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こんにちは、とらおです。本記事では、HD-2Dリメイク版『ドラクエ1&2』プレイ後の感想記事です。先日リメイク版ドラクエ3についても紹介しましたが、その続編という立ち位置の本作。

実は私、ドラクエ3は何十周もしてきましたが、ドラクエ1&2は初めてまともにプレイしました。そんな私からのご紹介です。結論から言うと、最高の神ゲーでした!オリジナル版1&2は難易度高めと聞いていたので、心配していましたが、呪文・特技の追加実装、難易度調整でちょうど遊びやすい難易度。
そして何より最高の真エンディング。
本作発売前の堀井雄二氏の発言「3→1→2の順でプレイ推奨」の意味がよく理解できる内容でした。感想込みで核心をつくネタバレも含みますのご注意をば。

ロトシリーズにおける1&2の立ち位置は?

ドラクエ1と2は、ロトシリーズの「後半」に当たる作品です。物語の始まりではなく、話をたたむ側の作品になります。
ロトシリーズの始まりはみなさんご存知ドラクエ3。主人公が魔王バラモスを倒したのち、大魔王ゾーマを倒すため、別世界であるアレフガルドへ向かう。ゾーマ討伐に成功したのち、主人公は姿を消し、救われた人々は彼をロトの勇者と称えます。

オリジナル版で1→2→3とプレイすることで、3の物語がロトの勇者の始まりだったんだ…と気付かされることになると言うサプライズが用意れていました。

ドラゴンクエスト1

さて、ドラクエ3の約100年後その後に当たるドラクエ1。世界はりゅうおうの支配により、人々は魔物の恐怖に怯え暮らす世界。そんな中本作の主人公はロトの血を引く唯一の勇者。王から「りゅうおうを倒し、世界に光を取り戻せ」という使命を託され、単身旅立ちます。最終的にはりゅうおうを倒し、世界を救い、ロトと同じように伝説の勇者として後世に語り継がれます。

ドラゴンクエスト2

ドラクエ1のさらに約100年後(80年後くらい?)にあたるのがドラクエ2。世界には、ロトの血を引く者たちがローレシア、サマルトリア、ムーンブルクという3国を築いています。ロトの勇者はもう存在せず、伝説だけが語り継がれる世界。長い平和が続く中、大神官ハーゴンの出現により、ムーンブルクが崩壊、世界は再び崩壊の危機に陥いります。今度は勇者一人では対処できない規模の災厄となります。

勇者が不在の中、勇者の子孫である3国の王子・王女が立ち上がります。時には笑い時には泣き、さまざまな困難に立ち向かいながら、神官ハーゴンの討伐を成し遂げ、世界は平和を迎えます。

そんな物語。

過去作をプレイ済みの人ほどおススメ 神ゲーポイント

キャラクターの心情を表すイベントの数々

オリジナル版ではここまでの心理描写はなかったのではないでしょうか?未プレイなんですが。

主人公は相変わらず寡黙ですが、さらわれたローラ姫が幻惑に耐え忍ぶ様子や能天気なサマルトリアの王子の決意、ムーンブルク王女の憎しみと受容など、より細かい心の動きを描くことで、キャラクターの魅力が際立っています。

少し趣旨は変わりますが、イベント中にそれぞれの呪文・特技を駆使するシーンがあったのも良かったです。魔物の奇襲に遭いバギクロスで応戦、逃げる魔物に稲妻斬りでとどめを刺そうとするなど、これまであまり見られなかった表現でした。ゲームのイベントシーンに「あんなすごい魔法使えるんだから何とかなるだろ!」って思うことたくさんあるので、この表現は非常に良かったです。

神官ハーゴンの物語

唯一リメイク版ドラクエ3.1.2すべてに登場した人物。本リメイクで神官ハーゴンのストーリーも再解釈されています。単なる“世界を滅ぼしたい悪役”ではなく、彼なりに絶望の中で神に救いを求め、しかし救われなかった存在として描かれています。

物語はドラクエ3まで遡ります。当時の主人公に協力した竜の女王は、のちに命を落としてしまいます。竜の女王を補佐していた神官の1人こそがハーゴンでした。彼は竜の女王がいない世界に絶望し、悪の道に進んでいきます。ドラクエ1では竜の女王の子孫であるりゅうおうを唆し、世界の破壊を目論み、ドラクエ2では悪霊の神々・シドーを呼び出しこれまた世界の破壊を企てます。

死んだ人は生き返らない。自身の強すぎる欲望はその身を滅ぼす、という教訓をより強く表す、魅力的なラスボスとして表現されています。
追加された回想や示唆的な台詞によって、彼がいかにして破壊神シドーを信仰するに至ったのか、その歪んだ信仰の過程が浮かび上がる。
ハーゴンは世界を壊すことで「無」を与えようとした人物。希望も苦しみも等しく消える世界こそが救済であるという思想は、決して理解しやすいものではないが、現実から目を背け続けた末の結論として描かれることで妙な説得力を感じさせます。

最ッ高の真エンディング

本作の大筋はハーゴン、そしてシドーを倒し、終わりを迎えます。

ただ本作はまだ終わりではありません。
ひかりのたまの入手、真の力を取り戻したりゅうおうのひ孫との戦いの後、再度ハーゴン/シドーと戦うことで、裏ボスマガシドーとのバトルが始まります。

マガシドーの力に圧倒され、ピンチになる主人公たちの前に、bgm「おおぞらにとぶ」とともにラーミア現れ、主人公とともにマガシドーに立ち向かいます。

さて、ドラクエ3にも登場した神鳥ラーミアですが、ドラクエ8にもレティスという神鳥が登場します。レティスにはその子である卵を守る存在でした。しかし作中で破壊されレティスの子は魂だけの存在となり8主人公を助けます。そしてドラクエ8エンディングで、レティスは「異なる世界では違う名前で呼ばれていました…ラーミアと」と語ります。エンディングで3のラーミアと8のレティスが同一の存在であるとわかります。

そして本作、ドラクエ2。ラーミア登場時、その隣には小さな魂が寄り添っています。その子は8で亡くなってしまった子の魂でしょう。改めてラーミアとレティスが同一であると再定義された瞬間でした。

そしてマガシドー討伐後、ラーミアの背に乗り主人公は冒険に旅立ちます。ラーミアはどこまでもどこまでも高くのぼり、行き着いた先はドラクエ3主人公、ロトの勇者出生の地であるアリアハン。平和になった街を探索し、ロトの勇者の生まれの家を訪れます。
ドラクエ3から長い時間が経過しており、当然その母はいないはず、ロトの勇者との面識ももちろんない主人公ですが、ドラクエ3の旅立ちがフラッシュバックします。そして次のセリフをもって、本エンディングは終わりを迎えます。

おかえりなさい。 わたしの かわいい勇者さま

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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